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(2)宮島・岩国(広島県・山口県)

広島県の中心市街地より南西、山口県との県境近くにある厳島(宮島)は、日本三景のひとつ「安芸の宮島」として有名で、日本屈指の観光地として栄えてきました。

厳島は、1934年(昭和9年)より周辺海域を含めた島嶼全域が瀬戸内海国立公園に編入され、自然公園法が定める特別保護区域となっています。1952年(昭和27年)に国の特別史跡及び特別名勝に指定され、弥山の原始林は国の天然記念物にもなっています。

海の中に立つ大鳥居と社殿で知られる厳島神社は、平安時代末期に平清盛が庇護したことで大きく発展しました。社殿・廻廊は国宝(建造物)に指定されていますし、多くの美術工芸品や武具類が奉納されています。その厳島神社は、1996年に世界遺産に登録されました。年間300万人近い参拝客・観光客が訪れます。

また、山口県の東端、広島県と小瀬川を挟んで接している岩国市は、「錦帯橋」があります。これは、錦川に架橋されている木造のアーチ橋で、杭州の西湖にある「錦帯橋」をモデルにして1673年に架橋されました。5連のアーチからなる、全長193.3メートル、幅員5.0メートル。継手や仕口などの組木の技術によって造られているのが特徴です。名勝に指定されていて、日本三名橋や日本三大奇橋にも数えられています。

この、歴史的にも価値のある美しいスポットの立地が近いので、この2つを組み合わせたルートは、ツーリングやドライブにオススメです。

最寄りのインターは、山陽自動車道廿日市ICです。国道2号線に入り、海沿いに南下していくと、JR山陽本線 宮島口駅の近くに宮島口桟橋があります。ここからフェリーに乗って、宮島に渡ります。バイクを駐輪場に停めてフェリーに乗るのも良いですが、バイクを乗車させて一緒に渡ることもできます。

約10分ほど乗船していれば、宮島に到着します。すぐに、海面にそびえる大鳥居が見え、厳島神社に辿り着きます。干潮のタイミングなら、大鳥居まで陸続きになり歩いて近くに行くことができます。

厳島には、神社以外にも見どころはあります。厳島神社の背後に広がる弥山の原生林は、神社とともに世界遺産に登録されています。秋の紅葉は美しく、標高535メートルの弥山頂上までロープウェイで上れば、紅葉谷を見下ろしながら眺めることができます。

再び宮島口に戻り、海沿いに国道2号〜国道118号を通って山口県へ。JR山陽本線岩国駅付近から西に曲がり、錦川に向かうと、すぐに「錦帯橋」に到着します。精巧な造りやアーチの美しさを見ると同時に、四季折々の風情を味わうことができます。

人気の観光地を結ぶルートなので、平日でも渋滞しやすい国道2号線は、行楽シーズンは特に混雑します。併走する山陽自動車道を利用するルートをとる方法もあります。

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